新左翼の巣窟「緑の党」

メルマガ「頂門の一針」から転載

      平井 修一

容共左派勢力は猫撫で声やオブラートで本音を隠すのが上手い。エコロジーやら共生などときれいごとを言って善良な国民を欺くのである。

近年では欧州を中心に世界的に「緑の党」が増殖しているが、このメンバーはついこの間まで暴力革命を狙っていた新左翼くずれが多そうだ。

火付け、強盗、誘拐、テロ、何でもござれの輩で、基本的に反国家、反国家主権で、国の弱体化を目指しているのだろう。

40年前、20歳の小生は中核派兵士だったから、その思いは分かる。当時は自民党の箸の上げ下ろしまで気に食わなかった。

緑の党(グリーン勢力)は1970年代からオーストラリア、欧米諸国で台頭してきた、エコロジー、反原発反核軍縮反戦、人種差別撤廃、脱物質主義、多文化主義、消費者保護、参加型民主主義(草の根民主主義)、フェミニズム、社会的弱者の人権などをテーマにした「新しい社会運動」の流れで結成が進んだ政治勢力である>(ウィキ)

ドイツの「同盟90/緑の党」は有名だが、前身が60年代学生運動世代を呼び込んで、連邦レベルの政党「緑の党」として1980年に再生。新左翼色の濃いエコロジー政党として一定の勢力を持ち、2011年現在はドイツ連邦議会で68議席を持つ5番目の政党になった。

1998年から2005年まではドイツ社会民主党と連立政権を組み、脱原発風力発電の推進・二酸化炭素の削減など環境政策を進めた。

日本では1983年、河西善治がドイツの緑の党をモデルとした「東京緑派」(DIE GRUENEN)を、1986年には元第四インターナショナル活動家太田竜らが「日本みどりの党」を結成。

その後「環境党」「日本世直し党=日本版緑の党」「ちきゅうクラブ」「希望」「みどりのテーブル」「みどりの未来緑の党・日本」(Greens Japan)などが結成された。

共産主義ではソ連肝いりの国際組織「コミンテルン」が各国の共産党を指導・支援したが、2001年には緑の党の国際組織グローバルグリーンズ(Global Greens, 緑の地球同盟)が結成されている。

みどりの未来」はこのグローバルグリーンズに加盟。また「みどり東京」など各地の組織は「みどりの未来」に加盟している。「みどりの未来」は国会に議席はないが、地方議会では50人ほどの議員がいる。

類は友を呼ぶから「緑」勢力は「MPD・平和と民主運動」勢力とお友達である。

ウィキによればMPD・平和と民主運動新左翼学生運動団体、共産主義者同盟から派生。毛沢東主義の影響を受け、ポルポト派の支援などを行なっていた。

結成時の呼びかけ人は、田英夫横路孝弘八代英太、斎藤まさし(本名:酒井剛)らであった。斎藤は田の娘婿である。

田が社民党へ入党した1996年からは「市民の党」という党名で活動。関東を中心に地方議員を輩出している。

2006年に斎藤まさしの呼びかけで設立されたとされる政治団体が「政権交代をめざす市民の会」(めざす会)である。めざす会の代表は、市民の党所属の厚木市議会議員奈良握が務めている。さらに、めざす会と市民の党の事務担当者は同じ人物である。

2011年4月に行われた第17回統一地方選挙三鷹市議選に、市民の党の公認候補として森大志が立候補し、落選した。

森大志の父親は「よど号ハイジャック事件」を起こしたよど号グループ元リーダーの田宮高麿、母親は石岡亨・松木薫を欧州から北朝鮮に拉致した結婚目的誘拐容疑で国際手配を受けている森順子容疑者である。

民主党菅直人政権は「市民の党」に献金している。カルトの革マル派ともお友達である。それなら緑勢力と昵懇だろう。日本をつぶして熨斗をつけて中共にプレゼントしたいという売国奴の群を殲滅しないと日本の明日はない。