国民は踊るープロパガンダ政治
ドラッカー著『経済人の終わり』を読むと、彼が夕刊紙の記者をしてい
た1932年、ゲッベルスが演説で次のように語ったことが紹介されている。
「知の巨人 ドラッカー自伝」
日経ビジネス文庫 訳者解説より
★
政治家と有権者。これは専門家と素人の関係である。その間を繋ぐのは
利益と信頼であります。嘘が堂々と通れば信頼も出来なくなります。
■第2次大戦前夜ドイツの街角にて
(引用始)「農民は農産物の値上げで所得を増やし、労働者はパンの値
下げで生活費を減らし、パン屋と食料店は利益を拡大するだろう」
これは明らかに矛盾した公約だ。こんな嘘に対しても聴衆は熱狂し、そ
れを受けてゲッベルスは「もちろんこれはすべてプロパガンダだ」と認
める。すると、一段と大きな喝采を浴びた。ドラッカーはこんな場面を
何度も目撃したという。(終 P74)
■政権を取るまでは
出来ないことを約束するのだから出来るわけがないのであります。だか
ら本気でする気も起こりません。況(ま)して自分の進退を賭けけてな
どはもっての外ということでしょう。
■言ってることが信用できない。
「マニフェストは公約ではない」。どこかで聞いた事があります。「武
士に二言はない」これは「武士の誇り」です。
■大衆は馬鹿である
小泉郵政選挙以来、政治家に驕りがある。国民を「踊らせる事が出来る」
と思い始めた。それ以後テレビ等マスメディアに多額の税金を投入し、
プロパガンダに努めた。放送局も儲かるから国民より政治家が「御得意
さん」になって行きました。
■目眩まし法案
民主党は「国家公務員給与7・8%削減」を掲げました。これは最初から成
立無理の「囮法案」でした。上手く踊らされました。ゲッペルス宣伝相
より上手でした。
■ああ勘違い
戦争は「侵略」をすることだと思っておりましたが、「侵略をされる」
のも“戦争”だと気が付きました。今の政治は国民に「相互不信」を助
長し、民族の分断に手を貸します。今度の戦いは戦車もミサイルも無い
ものです。頑張りたいと思います。
国外追放「スターリンに毛沢東、金正日に菅直人 自国民を見殺しにし
た大悪党」
MoMotarou
メルマガ「頂門の一針」から転載