今更“菅害”too late

メイマガ「頂門の一針より引用

平井 修一

悪魔のように細心に、天使のように大胆に選挙に臨んだ容共左派の反日屋・民主党に政権を取らせたのはその同類の有権者で、党首・党員が反日だから「いかにしたら日本を弱体化させ亡ぼすことができるか」を日々考え実行するのは当たり前である。今更“菅害”を言ったところで too late だ。

「私はもはや何人にも服従することはできない。命令の味を知ってしまったからだ」(ナポレオン)

権力を握ってその味を知ったら絶対手放さないという独裁者タイプがいる。菅直人はそういう人なのだろう。

口当たりのいい言葉、耳触りのいい言葉には気を付けたほうがいい。

平和・人権・環境・共生、社会全体の責任、人格の完成、平和で民主的な国家・社会、互いの人権を尊重し合う市民社会子どもの権利条約、人権教育・障害児教育・平和教育、子どもたちの生活権・学習権・教育福祉、
子どもは社会全体で育てるもの、教育の民主化と研究の自由、平和と自由とを愛する民主国家の建設、人間的な教育、支え合う社会、多様な価値観を認め合いながら共に学び共に生きる横断型の市民社会男女共同参画、男女平等、ジェンダーの視点・・・(日教組のサイトから)

強い経済、強い財政、強い社会保障、好循環のニッポン、クリーンな政治の実現・・・(民主党のサイトから)

猫なで声でお人よしの凡夫凡婦を騙すこと詐欺師のごとし。騙されるほうも暗愚である。

スイス政府が国民に配布している小冊子「スイスの民間防衛」にはこうある。

<数多くの組織が、巧みに偽装して、社会的進歩とか、正義、すべての人々の福祉の追求、平和という口実のものに、いわゆる「新秩序」の思想を少しずつ宣伝していく。この「新秩序」は、すべての社会的不平等に終止符を打つとか、世界を地上の楽園に変えるとか、文化的な仕事を重んじるとか、知識階級の耳に入りやすい美辞麗句を用いて・・・
不満な者、欺かれた者、弱い者、理解されない者、落伍した者、こういう人たちは全てこのような美しい言葉を気に入るに違いない。ジャーナリスト、作家、教授たちを引き入れることは、秘密組織にとって重要なことである。 
彼らの言動は、せっかちに黄金時代を夢見る青年たちに対して、特に効果的であり、影響力が強いから。

また、これらのインテリたちは、ほんとうに非合法な激しい活動はすべて避けるから、ますます多くの同調者を引きつけるに違いない。彼らの活動は“表現の自由”の名のもとに行われるのだ>

騙されたことによる被害は拡大再生産されるから、日本はあっという間に三流国になるだろう。国民が自ら招いた災いだからそれなりの代償を払わされることになる。桜田門外の変は壮挙だったが、平成版はまだか。