よくやった、稲田、佐藤、新藤3議員!

メイマガ「頂門の一針」より引用

   古森 義久

韓国による竹島の不法占拠に抗議する形の自民党3議員による韓国訪問の試みは、ソウルの金浦空港での韓国政府の3議員への入国拒否で、一応、幕を閉じました。

しかしいろいろな意味で日本の竹島への主権や韓国側の不当な竹島占拠に改めてハイライトをあてる行動をとった佐藤正久稲田朋美新藤義孝の3議員には「ご苦労さま」という声援を送りたいです。

この領土問題では日本側では「韓国も悪いが、日本も慎重に」といった、「火星人的」論評が多いようです。「韓国を刺激するな」とか「「冷静に」という言葉でもあります。

このスタンスには自分がありません。自分が日本国の一員として、日本の権利や利益をあくまで主張しているのか。あるいは日本でもない、韓国でもない、という火星人のような立場をとって、あっちも悪いけど、こっちもよくない、といういっているのか。

この点では稲田議員らが日本の議員という黒白を明確にし、韓国に直接、ぶつかったことは勇気ある行動として賞賛されるべきです。以下は3議員の活動についてのニュース記事です。
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<<鬱陵島視察入国拒否 自民3議員帰国 松本外相が抗議>>

日本固有の領土であり韓国が不法占拠を続ける竹島(韓国名・独島(ドクト))近くの韓国・鬱陵(ウルルン)島を視察するため、自民党新藤義孝稲田朋美、両衆院議員と佐藤正久参院議員が1日、ソウル・金浦空港に到着した。

韓国政府は入国管理法の「公共の安全を害する行動を起こす恐れがある」との規定に基づき入国を拒否したため、3氏は入国を断念し、同日深夜、帰国した。

日本の国会議員が入国拒否されるのは異例。新藤氏は1日夜、羽田空港で「テロリストに適用される法律で入国を拒否され、平和的な視察が認められず残念だ。静かな環境で友好的な視察ができるように外交努力が必要だ」と語り、今後も鬱陵島視察を目指す考えを示した。

3氏は2、3両日に鬱陵島を視察予定だったが、1日午前11時すぎ、金浦空港に到着直後、入国不許可を告げられた。在ソウル日本大使館は入国許可を韓国政府に要請したが認められなかった。

韓国外交通商省当局者は1日、3人の入国拒否について「混乱を招いて身辺の安全を保証できない。韓日関係を考慮した上での判断だ」と説明。「日本は韓国を刺激する行動をとり続けている」と批判した。

一方、李明博大統領側近の李在五特任相は1日、竹島入りした。松本剛明外相は申●秀駐日韓国大使に遺憾の意を表した上で、韓国国会が12日に竹島で開催予定の特別委員会の中止を求めた。申氏は「独島は韓国固有の領土だ」との立場を重ねて示した。

http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/2384453/