日本の冷戦は続く

メルマガ「頂門の一針」から転載

    MoMotarou

実在と抽象的概念の混同で、これを具体的応用に持ち込めばとんでもない誤りに陥ります。

「運命を展く」安岡正篤  「運命を開く」(プレジデント社)より p169

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最近、中国人の入国条件が、国会の議論無しに緩和されております。これは役人たちが「通達」などの手法を使って"勝手に"いじっておるわけです。中国謀略組織の指示によるもので、「侵略の手引き」が政府機関によって成されているのです。大変危険な状態が続いております。

■日本左翼の思想を知る

(以下「運命を開く」(安岡正篤)より転載、一部編集 文責:MOMO)

これも実際あったことですが、大正末期、社会思想というものが喧(やかま)しくなりました時、帝大の機関誌に無政府主義者クロポトキンの論文の翻訳が出ました。

□大発見

それによると、「コロンブスが新大陸を発見した以上の大なる発見とも言うべきことがある。それは従来の人間が知らなかった社会というものが、国家のほかに発見されたことである。

今まで人々は国家あるを知って、社会あるを知らなかった。

□分かりやすい理論

国家というものは、三つの要素からできている。一に領土、二に人民、三に主権者。ところが、社会というものは、特定の主権者というような者の権力支配関係ではない。土地と人民との自由な組織である。

国家と社会との違うところは、権力服従関係の有無であって、その点からいって、国家というものは人民にとって手械(かせ)足枷(かせ)の如きものである。この手械足枷を打破し、国家を打倒して、真の自由な社会にせねばならん」 というのです。

□バカの一つ覚え:「イデオロギーの囚人」

これは一無政府主義者の論文ですが、こういう影響が強く近代の国家思想・社会思想の中にあります。国家といえば、権力支配で、これから人民を解放して、自由な社会を作るのだ、これが馬鹿の一つ覚えみたいになっております。この観念を振り回す、このイデオロギーの囚人がたく
さんおります。

"日本に特に多い。"

□国家は人工物ではない

国家というものは、非常に複雑な自然社会・本然社会であって、人間が勝手にこしらえたものではない。いろいろの因縁で人々が相集まり、生活を共同にし、その間に、思想だの、感情だの、利害だの、いろいろの関係が成立して、それが長い年月を経て、次第次第に複雑な内容を持って発達してきたものが国家だ。

□単純明快が道を誤る

だから国家の中には共同生活、共通利害、共通感情、共通理念、歴史的因縁、いろいろの内容があります。それを簡単な三要素などに割り切るなどは、無限なるものをとんでもなく限定することで、とんでもない誤見です。(転載 終)

■祖国を取り戻そう!

菅総理が辞任しました。しかしながら旧社会党出身者が占める極左事務局が残っております。これを「駆除」しなければ、膨大な政党助成金や官房機密費が反日極左テロ集団に流れ続けます。我が国は事実上「戦時」であります。

*阿比留瑠比産経新聞記者さんへ:菅総理辞任の"陰の功労者"は紛れもなくあなただったと思います。いつも最前列に陣取った姿には勇気づけられました。ありがとうございます。

「女房の尻に敷かれた元総理“達”を国外追放に!」